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こんにちは。札幌駅近く、大通駅近くの小野百合内科クリニックです。もう直ぐゴールデンウイークですね。旅行や帰省で飛行機に乗られる方も多いのではないでしょうか。今回は糖尿病患者様が飛行機に乗る際の注意点についてまとめてみようと思います。糖尿病患様にとって、飛行機での旅行は特別な準備が必要です。空港のセキュリティチェックから飛行機内での血糖管理まで、注意すべきポイントは多岐にわたります。このブログでは、糖尿病患者が飛行機での旅行を安全かつ快適に行うためのヒントをご紹介します。このブログを読んで飛行機に乗る際の注意点がチェックできれば幸いです。
- 空港でのセキュリティチェック
空港のセキュリティチェックは、糖尿病患者にとって特に注意が必要です。特にインスリンポンプやCGM(持続的血糖測定装置)などの医療機器を使用している場合、X線検査を避けるために事前の準備が重要です。
- 事前申告: セキュリティチェックに入る前に、医療機器を装着していることを係員に申告し、必要であれば医療機器情報カードを提示します。
- X線回避: X線検査は医療機器に影響を与える可能性があるため、金属探知機の使用や手荷物の手検査をリクエストします。
- 機内での血糖管理
飛行機内での長時間のフライトは、血糖値に影響を及ぼす可能性があります。気圧の変動や食事のタイミングの変更など、いくつかの要因が血糖値に影響を与えるため、以下の対策が推奨されます。
- 血糖測定: 長期間のフライトの場合、定期的に血糖を測定し必要に応じてインスリンの投与を調整します。
- 食事管理: 機内食は炭水化物の量が多いことがありますので、糖尿病食のリクエストや自分で準備した低糖質の食事を利用することも考えましょう。
- 携行品の準備
- 医療機器とインスリン: 機内に持ち込む医療機器やインスリンは、凍結を避けるために手荷物に入れ(すごく重要です)、保冷剤を使用して適切な温度を保持します。
- 低血糖対策: ブドウ糖タブレットやスナックを常備し、低血糖が起きた場合に備えます。
- 海外旅行の特別な注意点
- 医療情報の準備: 英文の医療情報カードや診断書を携帯し、緊急時に備えます。
- 保険: 海外旅行保険に加入し、糖尿病を含む持病がカバーされていることを確認します。
- 緊急時の対策
- 医療連絡先: 旅行先の医療機関の情報を事前に調べておき、緊急時にすぐ対応できるようにします。
飛行機での旅行は計画的に行うことで、糖尿病患者でも安全に楽しむことができます。事前の準備と常に状況に応じた対応を心掛けましょう。
北海道の観光地
最後に院長おすすめの観光地についてまとめてみます。ゴールデンウイークに札幌やその近辺を訪れるなら、以下のスポットがおすすめです!
- 札幌市時計台 – 札幌市の象徴的な建物で、明治時代に建てられました。その歴史的な意義と美しい建築で、訪れる価値があります。ちなみに当クリニックから徒歩3分です。
- 札幌テレビ塔 – 大通公園の端に位置し、展望台からは札幌市内が一望できます。夜景も特に美しいので、夕方からの訪問がおすすめです。
- モエレ沼公園 – イサム・ノグチがデザインしたこの公園は、芸術作品と自然が融合した美しい場所です。広々とした公園内を散策するのに最適です。
- 北海道神宮 – 神宮の広大な敷地は新緑や桜で有名で、春には特に美しいです。静寂と自然を感じられる場所で、ゴールデンウイークにぴったりです。
- 小樽運河 – 札幌から電車で約30分の小樽市にあるこの運河周辺は、レトロな雰囲気の建物が並び、昼夜問わず風情が楽しめます。カフェやショップも多く、散策に最適です。
- 白い恋人パーク – このテーマパークは、北海道を代表するお菓子「白い恋人」の製造工程を見学できるほか、限定スイーツも楽しめます。家族連れに特におすすめです。
- 旭山記念公園 – 展望台から札幌市内を一望できるこの公園は、自然豊かでピクニックや散歩に最適。ゴールデンウイーク中は花々が美しく咲き誇ります。
これらのスポットは、春の訪れと共に特別な魅力を放つので、ゴールデンウイークの旅行プランにぜひ含めてみてください!
今回はこの辺で。また次のブログでお会いしましょう。
札幌駅近く、大通駅近くの小野百合内科クリニック
小野渉
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