生活習慣病
lifestyle disease
生活習慣病

高血圧症
血圧が高くなる病気です。
上の血圧は心臓が収縮したときの血圧で収縮期血圧、下の血圧は拡張したときの血圧で拡張期血圧と呼ばれます。日本高血圧学会では、収縮期血圧140mmHg以上または拡張期血圧90mmHg以上を高血圧としています。高血圧は脳卒中や心臓病のリスクを高めます。
白衣を着た医師の前で血圧が高くなるケース(白衣高血圧)がある一方、病院ではかる血圧が正常でも早朝などに血圧が高くなるケース(仮面高血圧)が知られていますので、家庭でも血圧をはかり、きちんと管理することがすすめられます。家庭血圧の基準値は異なっており、収縮期血圧135mmHg以上または拡張期血圧85mmHg以上で高血圧が疑われます。
脂質異常症
血液中の脂質の値が基準値から外れた状態を、脂質異常症といいます。 脂質の異常には、LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)、HDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)、トリグリセライド(中性脂肪)の血中濃度の異常があります。 これらはいずれも、動脈硬化の促進と関連します。


高尿酸血症
細胞内の核に含まれるプリン体が分解される際に生じる老廃物の尿酸が、過剰に産生されるか尿中への排泄力が低下することによってバランスが崩れ、血中濃度が異常に高まってしまう状態のことです。
尿酸値が7mg/dl以上になると高尿酸血症と診断。9mg/dl以上もしくは8mg/dl以上で合併症を伴うものについては薬物療法を含む早期の治療がすすめられます。
また、左の図にある「尿酸塩沈着症」などに当たる自覚症状が現れていない場合も、尿酸値が高い場合は生活習慣を見直すことをおすすめします。