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札幌駅近く、大通駅近くの小野百合内科クリニックです。みなさんはサウナに行ったことはありますか??近年、 サウナの人気が急上昇しています。「サ活」や「サウナー」といった新語も生まれ、 サウナブームが続いています。院長も遅ればせながらサウナハットをこの前買ってしまいました。 しかし、サウナを安全に楽しむためには、医学的な知識も重要です。 今回は内科医師の目線から、サウナをより安全に楽しむための医学的な知識についてまとめてみまし た。このブログを読んで皆様のサウナライフがより良いものになれば幸いです。
目次
1. 発汗作用と自律神経の働きが「ととのう」カギ!?
2. 大量の発汗による脱水に要注意
3. サウナ浴は生活習慣病の発症リスクを下げる?
4. 生活習慣病などの治療に用いられる「和温療法」とは
5.安全なサウナの楽しみ方
6.札幌のおすすめサウナ3選
1 : 発汗作用と自律神経の働きが「ととのう」カギ!?
サウナの大きな効用の一つは発汗作用です。 発汗によって体内の老廃物が排出され、新陳代謝が促進されます。 サウナ浴中は高温により交感神経が活性化し、心拍数が増加し血圧が上昇しますが、温熱効果で血管が拡張し、 サウナ後には血圧が低下します。サウナ浴後の水風呂には、 体温を下げる効果や発汗を抑える効果がありますが、交感神経をさらに活性化し、 血管が収縮して血圧が上昇します。これを繰り返すことで血管の健康維持や自律神経の調整が期待されます。
2 : 大量の発汗による脱水に要注意
サウナの発汗作用は素晴らしい効用ですが、 大量の発汗は脱水のリスクを伴います。脱水によって血液の濃度が高まり、 血栓ができやすくなることがあります。サウナ浴の前後にコップ一杯分の水や麦茶を飲むことを心がけましょう。 また、アルコールには利尿作用があるため、 サウナ後に飲むビールは水分補給の代わりにはなりません。飲酒後のサウナ浴は避けるべきです。
3 : サウナ浴は生活習慣病の発症リスクを下げる?
フィンランドの研究では、 定期的なサウナ浴が高血圧や心血管疾患のリスクを低下させることが示されています。週に数回のサウナ浴で、 高血圧のリスクが最大で47%低下するという報告もあります。ただし、 不安定狭心症や発症3カ月以内の心筋梗塞などの病状がある場合は、サウナ浴は推奨されません。
4 : 生活習慣病などの治療に用いられる「和温療法」とは
和温療法は、60℃ の遠赤外線乾式サウナ装置を用いた治療法です。心不全や閉塞性動脈硬化症などの生活習慣病の治療に効果が期待されています。 和温療法では、高温サウナのように体の表面を過度に温めず、 深部体温を心地よく上昇させるのが特徴です。
5 : 安全なサウナの楽しみ方
サウナを安全に楽しむためには、
6 : 札幌のおすすめサウナ3選
最後に札幌で院長おすすめサウナを紹介します。どれも素晴らしいサウナなのでぜひ行ってみてください。
ニコーリフレサッポロ
札幌市中央区に位置する人気のサウナ施設です。 施設内には複数のサウナがあり、それぞれ異なる温度や湿度が設定されており、 自分好みのサウナ体験を楽しむことができます。特に人気なのは、 高温のフィンランド式サウナで1時間に一回のアウフグーフのイベントは必ず 体験してください。また、 16度の水風呂や広々とした休憩スペースも完備されており、サウナ後のリフレッシュに最適です。 施設内にはレストランやマッサージサービスもあり、 一日中ゆっくりと過ごせるのも魅力の一つです。
月見湯
札幌市中央区に位置する伝統的な銭湯兼サウナ施設です。 昭和レトロな雰囲気が漂うこの施設はとても雰囲気がよく最高です。 サウナには高温サウナと低温サウナがあり、アウフグーフのイベントもあります。また、 冷水風呂やジャグジーも完備されており、サウナ後のクールダウンに最適です。特に人気なのは、 広々とした露天風呂から望む美しい夜空です。温かい湯に浸かりながら見る月や星は、 心身の疲れを癒してくれます。風呂上がりには、 昔ながらの銭湯ならではの飲み物や軽食も楽しめるスペースがあり、リラックスしたひとときを過ごすことができます。 温かみのあるサービスと心地よい空間が魅力の月見湯で、 リフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
鹿の湯
札幌から1時間ほどの札幌の奥座敷とも呼ばれる定山渓にあるサウナです。男性浴場には4段のスタジアム型サウナがあり、最上段は100度近い温度設定で「修羅サウナ」と呼ばれるほどです。女性浴場は珍しいサークル型で、室温は80〜90度です。20分ごとにオートロウリュが始まり、30〜45秒で汗が一気に出ます。サウナ後は男女共に設置された2つの水風呂や冷水シャワーでクールダウンできます。水風呂は9度と16度に分かれており、どちらも定山渓の伏流水を使っています。また新設された整い空間も素晴らしく、定山渓に訪れた際はぜひ訪れてほしいサウナです。
この記事の監修者
北海道ホテル& リゾート 小林英樹
今回はこの辺で。また次のブログでお会いしましょう。
院長 小野渉
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